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祝!入館者100万人達成!!

 平成25年1月19日(土)、高岡市万葉歴史館開館以来の入館者が100万人に到達しました。

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100万人目のお客様は岐阜県可児市鳩吹台の主婦近藤小夜子さま。髙橋正樹高岡市長が花束を贈呈。

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館長からは記念品の丸山幸一さんのかたかごの切り絵を贈呈しました。当日午前中に急きょ来館予約が入った岐阜県可児市のハイキングサークル「かたびらっ子」の皆様がみごとに100万人目と前後賞を獲得されました。とってもタイムリーな御来館、誠にありがとうございました。おめでとうございます。

1990年10月の開館から22年3カ月目で達成しました。次は150万人をめざして館員一同頑張ります。これからも高岡市万葉歴史館をよろしくお願い申し上げます。

中日新聞の記事はこちら。


2013あけましておめでとうございます。

あらたしき 年の初めは いや年に 雪踏みならし 常かくにもが

新しい年の初めは、毎年毎年ずっと、雪を踏みならして、いつもこうして集まりたいものです。

〔天平勝宝三年(751)。
正月二日に、かみの館に集宴す。ここに降る雪ことに多く、みて四尺あり。
すなはち主人大伴宿禰家持この歌を作る。〕

あけましておめでとうございます。

歴史館も正月4日が仕事始め。出勤すると、昨日からの大雪で、すっかり雪景色でした。

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融雪装置があるので、水が流れるところだけは雪がありません。これがなかったらたいへんです。

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植栽の上の積雪も30cmほどでしょうか。いい感じです。

 

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雪吊りもみごとに衣をかけたようになっています。きれいです。

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春の庭でパノラマ撮影してみました。飛び石がかわいい感じに仕上がっています。

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もちろん、きれいなだけじゃありません。雪かきもあります。
さらさら雪だったので、除雪機もうまく動いてくれました。
動かしているのは管理担当のO君。働き者の若手です。

本年も何とぞよろしくお願い申し上げます。


布尾良策書画「六歌仙屏風」、藤田紫山書「朝床尓」寄贈いただきました。

万葉歴史館に新たに2つの作品を御寄贈いただきました。11月28日(水)、正月特別展にあわせて展示し、感謝状贈呈式をとりおこないました。

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六歌仙屏風は、氷見市出身の日展作家、故布尾良策氏の作品。六歌仙の人物画とそれぞれの和歌が記されています。布尾良策氏は洋画を数多く描かれていて、こうした屏風はめずらしいようです。長男の妻布尾和子様に、館長より感謝状をお渡ししました。

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書は、高岡市出身の書家故藤田紫山氏による作品「朝床尓」。大伴家持による、

朝床に 聞けばはるけし 射水河 朝漕ぎしつつ 唄ふ船人(巻十九・4150)

の歌が大書されています。藤田紫山氏は日展作家で、日本書芸院にも入選しています。奥様の藤田佳子様に感謝状を受け取っていただきました。

 

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2つの作品の前で、記念撮影をしました。

両作品は、2013年1月28日(月)までの正月特別展の期間中、公開させていただきます。その後、歴史館で収蔵し、展示に活用してまいります。すばらしい作品をいただき、誠にありがとうございました。


春の特別企画展「万葉花ものがたり─桜─」

 

 いにしえより日本人の心を引き寄せてやまない桜──。
 万葉集にみられる桜の歌を紹介しながら、その美しい歌世界と桜の持つ文化的背景を、桜の季節に合わせ、庭園で咲く桜と共に楽しんでいただけたらと思います。

 ここでは、少し展示内容についてご紹介しましょう。

 最初のコーナーでは、現代の桜と古代の桜、万葉の桜について。現代の桜の代表格ソメイヨシノと古代の野生種とでは、鑑賞の仕方や、歌の詠まれ方も違ってきます。

 

 

IMG_3204 次のコーナーでは、日本神話にみられる桜について。コノハナサクヤヒメには、実はコノハナチルヒメという妹もいます。二人に共通するものとは…。鈴木靖将先生の「咲きて散りなば」は、梅から桜に替わっていく春の様子を女性に見立てた作品ですが、ここでは、二人の女神をイメージしています。また、桜の熱愛家である本居宣長の桜に関するエピソードや、富山県が産んだ偉大な国語学者山田孝雄の『櫻史(おうし)』の初期装丁本も高岡市立中央図書館から貸していただきました。また、今年は古事記編纂1300年ということで、国宝真福寺本古事記の複製など、古事記・日本書紀のテキスト類もあわせて展示しています。

IMG_3212 ベンチの前の廊下では、越中万葉にみられる桜について。大伴家持は桜に関する歌を部下の大伴池主とやりとりしたのですが、今回の展示では、大伴池主についてクローズアップしました。家持にとって池主は、どんな部下だったのでしょうか。

 

 「越中万葉の仲間たち」http://www.manreki.com/arekore/nakama/nakama.html」のツイッターの「いけぬし君 @ikenushi 」を通じて、少し作為的なところもありますが(笑)、いくつか歌を紹介しました。ご興味がある方は、その過去ログを御覧下さい。http://twilog.org/ikenushi

 奥の回廊では、歴史館に咲く桜の品種について紹介。1種類の品種だと、すぐに盛りが終わってしまうので、高岡市万葉歴史館では、野生種など数種類の品種を見ることができます。今年の春先は寒くて、桜の開花が非常に遅れましたが、咲き始めたらあっというまに満開になりました。今は、遅咲きのカスミザクラが満開です。詳しくは、「越中万葉の仲間たち」http://www.manreki.com/arekore/nakama/nakama.html」の「おおいらつめちゃん @oiratsume 過去ログhttp://twilog.org/oiratsume」が庭園情報担当ですので、フォローいただけるとうれしいです。

 今週末は、屋上庭園の桜が最後の見頃かと思います。屋上庭園の林の中ではまだかたかご(カタクリ)も咲いていますので、ぜひ御来館ください。

※この展示のために制作しました万葉集や古事記に関する桜のパネルにつきましては、貸出を検討しています。お気軽に御相談ください。

 

研究員による展示解説
4月7日(土)午前10時
4月7日(土)午後3時
4月14日(土)午後4時
4月29日(日)午後4時
5月2日(水)午前10時


NHKニュース富山人に取材に来ていただきました。

昨日は雨風の激しい日でしたが、今日は一転春らしい、いいお天気。NHKの方々に歴史館を取材していただきました。

図書室開催中の春の特別企画展「万葉花ものがたり‐桜‐」を担当した田中研究員が取材を受けました。

図書室での調べものの様子を撮っています。ディレクターの指導を受けます。

 

春の庭NHKからは新人の舘谷春香さんにお越しいただきました。万葉や古代の文学に興味をお持ちだそうで、すばらしい人選。今回が外の取材デビューとうかがいました。

春の庭に移動して、大伴家持と大伴池主の桜の花を詠んだ贈答歌について語りました。はたして家持と池主はBLだったのか?

あしひきの山桜花一目だに君とし見てば我恋ひめやも(巻17-3970

家持が池主に贈った歌です。

(訳)山に咲く桜の花を一目だけでもあなたと一緒に見られたならば、わたしはこんなに恋いこがれることなどありましょうか。

春の庭遠景恋の歌のような男同士のあやしい贈答に、ガールズトークが繰り広げられました。

話題は桜でしたが、春の庭には梅が満開。でも右上の方にはようやく咲き始めた桜も。はなやかな春の庭です。

放送は4月18日(水)のニュース富山人で、6時半過ぎを予定しています。ぜひ御覧下さい。