カテゴリー別アーカイブ: 研究

図書・論文検索リニューアル

歴史館ホームページからご利用いただける図書閲覧室の図書・論文検索をリニューアルしました。

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〔簡易検索〕書名、著者名などを区別しないフリーワードでの検索ができます。
〔詳細検索〕書名、著者名、出版社のほか、ISBNでの検索もできます。

  • 図書検索は詳細情報まで表示されるようになっています。
  • 図書はCinii booksnacsis webcat)でも、所蔵情報が確認できます。

     

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    〔自由検索〕著者名、論文名、出版社から検索ができます。
    〔分類検索〕大伴家持などの人名や、動植物などのテーマ別に論文を検索できます。

  • 論文は2012年4月現在のデータに更新しました。

     

    検索だけをよく利用する方は、図書閲覧室トップをお気に入りに登録すると便利です。
    図書閲覧室には検索端末を常設しているほか、無線LANが利用できますので、
    パソコンを持ち込んで検索を行っていただくことも可能です。

    たくさんの方の図書閲覧室のご利用をお待ちしています。


  • 第36回萬葉語文研究会研修旅行

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      万葉語文研究会の翌日はオプショナルバスツアーで万葉故地をめぐりました。案内は、歴史館が誇る歩く古代越中地図、関隆司主任研究員。今日のため、念入りに下見しての登場です。はじめは射水市方面。三島野と推定されるあたりを走ってから、竹内源三記念館・射水市埋蔵文化財センターへ行きました。墨書土器や鏝絵を見学。

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    続いて射水市新湊博物館に収められている「石黒信由関係資料」ゆかりの高木村の石黒信由顕彰碑のある公園へ。

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     その後、雨が強まり、雷も鳴る中、バスは氷見市へ向かい、田子浦藤波神社へ。社殿裏の歌碑も見学しました。

     すぐ近くにある柳田布尾山古墳にも寄ってから、布勢の円山を目指しました。

     

     

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    布勢の円山の上で、「大伴家持卿遊覧之地碑」。

    やっぱり雨がやまないので、それから氷見市立博物館を見学し、氷見のまる甚で刺身定食をいただきました。その頃から、天気が回復してきました。

    昼食後は、須加野推定地を通り、福岡町経由で小矢部方面へ。

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    小矢部ふるさと歴史館・考古資料館。

    迫力ある木造建築物の柱など、桜町遺跡出土遺物を見学。

    小矢部で越中に別れを告げ、一行は高速道路で石川県に向かいます。

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    金沢市ではチカモリ遺跡の金沢市新保本町埋蔵文化財収蔵庫を見学。水槽の水に浸かった出土物には驚きました。富山県の人間はどうしても埋没林博物館を思い出します。

     

     

    IMGP8071今回の石川県ツアーでは、意外と遺跡公園が多いのにも驚かされました。しっかり遺物が保存され、復元建物が維持管理されています。しかも展示館は無料。

    チカモリ遺跡のあとの、高荒屋遺跡にしても立派な建物が復元されています。

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    最後の見学地は、御経塚遺跡・野々市市ふるさと歴史館。この復元された住居に、15人くらい入って、説明を聞きました。中はわりと広いのでしょうか。

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    皆さんで記念撮影。

    最後は晴れて、新緑も美しく、さわやかな天候でした。良かった!

    御参加くださり、誠にありがとうございました。

     

     

    〈行程〉

    高岡駅南口‐「越中国射水郡鹿田村」推定地‐藤巻神明宮(万葉歌碑・三嶋野神社遙拝)‐赤田遺跡‐竹内源造記念館(草仮字墨書土器)‐石黒信由顕彰碑‐北高木遺跡(出挙木簡デザイン欄干)‐田子浦藤波神社(万葉歌碑)‐ヴィラージュ泉の杜中央公園(万葉歌碑)‐柳田布尾山古墳展望館‐「古江郷」推定地‐布勢の円山(布勢神社・御影社)‐氷見市立博物館‐昼食(まる甚)‐「越中国射水郡須加村」推定地(須加山)‐須加野社地址碑‐桜町遺跡‐桜町JOMONパーク(環状木柱列・高床式建物)‐小矢部ふるさと歴史館‐道林寺遺跡(砺波郡家推定地)‐小矢部ICー北陸自動車道ー金沢西IC‐チカモリ遺跡・金沢市新保本町埋蔵文化財収蔵庫‐高荒屋遺跡‐東大寺領横江荘荘家跡‐御経塚遺跡・野々市市ふるさと歴史館‐金沢駅


    第36回萬葉語文研究会

    • 〈史料紹介〉射水市新湊博物館蔵石黒信由制作絵図・勝興寺蔵田中大秀関連史料について  田中夏陽子
    • 「放逸する鷹を思ひ、夢に見て感悦して作る歌」   花井しおり
    • 人麻呂歌集「寄物陳思」歌二首の解釈―巻十一・二四五六番、二四五七番―   大島信生

    萬葉語文研究会が高岡市万葉歴史館講義室を会場に開催されました。

    歴史館では、前身の万葉有志研究会の最後の例会が行われましたが、萬葉語文研究会としては初めての開催です。

    午後2時から5時半、上記3名の方の発表が行われ、活発な質疑応答がありました。

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    田中研究員は石黒信由や田中大秀の史料について報告。

     

     

     

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    花井しおり先生は、家持の鷹の歌について御発表。

     

     

     

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    大島信生先生は人麻呂寄物陳思歌について御発表。

     

     

     

    IMGP8022関西や東京から多数の研究者の方々がお集まりくださり、学習講座の受講生の方も聴講に来て下さいました。


    富山県博物館協会平成23年度研修会

    3月15日、高岡市美術館で、富山県博物館協会平成23年度研修会・分野別分科会が行われました。今回は、田中夏陽子主任研究員の発表と、坂本館長の講演会がありました。

    田中主任研究員共同研究「越中万葉歌の継承とその展開について」と題して研究代表の田中夏陽子主任研究員が発表しました。越中万葉の歌枕パネルや田中大秀の事跡などを紹介しました。

     

     

    講演風景講演会では坂本館長が「万葉集の魅力」について語りました。坂本館長が出演したNHK「万葉集への招待」のビデオを見て、額田王の「あかねさす」の歌の解釈について論じました。

     

     

    坂本館長高岡市美術館のハイビジョンホールでの会合でした。この後、分科会なども行われました。


    秋の特別企画展「越中万葉の歌枕」はじまりました。

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    秋の特別企画展「越中万葉の歌枕 越中万葉研究のあゆみ2」がはじまりました。今回開館二十周年を記念して企画するのは、万葉集以後、平安時代から近世に至るまで、越中万葉がどう受け取られ、理解されたのかという、歌によまれた地名を切り口とした「歌枕の世界」です。和歌史を語るうえでも欠かすことのできない要所として、越中の代表的な歌枕「布勢の水海」にスポットを当ててひもといていきます。

    入り口

    田中大秀の「遊覧越中旧国府家持卿古蹟述懐辞」(勝興寺蔵)を展示しています。布勢の円山の布勢神社に建つ「大伴家持卿遊覧之地碑」拓本と山本有香撰文の軸も展示しています。

    歌枕マップ

    今回の特別企画展にあたり、越中歌枕マップを作製しました。越中国と射水郡の2種類です。それぞれ「越中四郡村々組分絵図」(高樹会所蔵・射水市新湊博物館)と「射水郡分間絵図」(同)を原図にして、万葉以後、歌に詠まれた地名の推定地を記しています。原図には射水市新湊博物館のご協力を得て、石黒信由の製作にかかる江戸時代文政年間の古地図を用いています。みなさんの住んでいるあたりにある歌枕が確認できます。

    布施湖八勝

    そして今回は「布施湖八勝」(勝興寺蔵)の巻子をすべて開いて展示しています。原在中による布施湖の想像図から、勝興寺十九代目住職闡郁(せんいく)や清原宣光、芝山持豊の序跋、八勝それぞれを詠んだ和歌まですべてをご覧頂けます。

    越中万葉歌碑マップ

    このたび富山県から発行された「越中万葉歌碑マップ」のパネルも展示しています。連綿と受け継がれてきた歌枕研究の成果はこのマップに載せられた歌碑建立地の由来として、現在へとつながっています。

    図録

    図録は「越中歌枕マップ」や「田中大秀と越中」、「布施湖八勝」の読み下しと現代語訳などを載せ、資料的価値の高いものとなっています。300円で販売しています。会期は11月1日(月)まで。ご来館をお待ちしています。