平成24年度正月特別展「越中万葉かるた展」

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正月特別展がはじまりました。今年も越中万葉かるた体験コーナーを2台もうけています。かるたはあらかじめ設置していて、パソコンでかるた百首の朗詠をランダムでくりかえし再生していますので、座ったらすぐに始めることができます。越中万葉かるた大会に参加する方はもちろん、はじめての方にも、ぜひ挑戦してみてほしいコーナーです。最初は、詠まれているかるたがわからなくて、次の歌の朗詠がはじまることもしばしば。研究員は、かるた取りの練習はしておらず、ずぶの素人ばかりです。慣れた小学生の方がよっぽど強い。展示初日はさっそく伏木小学校の生徒さんがやって来て遊んでいってくれました。

今年は3回かよって遊んでくれた方に、プレゼントを用意しています。ぜひやってみてね。

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お正月特別展の方は、各地の万葉かるたとして、今年は筑紫万葉かるた、味真野万葉かるたを展示しています。

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もちろん、村閑歩氏による原画に、近藤芳竹氏の書による歌が記された「越中万葉かるた屏風」も展示しています。

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こちらは昭和改元を記念して作成された万葉百首絵かるた。

 

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寄贈いただいた、布尾良策作「六歌仙屏風」と藤田紫山書「朝床尓」も期間中展示しています。

高岡万歴日記「布尾良策書画『六歌仙屏風』、藤田紫山書『朝床尓』寄贈いただきました。」

会期は1月28日(月)まで。火曜日と12/29~1/3のお正月期間はお休みです。


布尾良策書画「六歌仙屏風」、藤田紫山書「朝床尓」寄贈いただきました。

万葉歴史館に新たに2つの作品を御寄贈いただきました。11月28日(水)、正月特別展にあわせて展示し、感謝状贈呈式をとりおこないました。

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六歌仙屏風は、氷見市出身の日展作家、故布尾良策氏の作品。六歌仙の人物画とそれぞれの和歌が記されています。布尾良策氏は洋画を数多く描かれていて、こうした屏風はめずらしいようです。長男の妻布尾和子様に、館長より感謝状をお渡ししました。

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書は、高岡市出身の書家故藤田紫山氏による作品「朝床尓」。大伴家持による、

朝床に 聞けばはるけし 射水河 朝漕ぎしつつ 唄ふ船人(巻十九・4150)

の歌が大書されています。藤田紫山氏は日展作家で、日本書芸院にも入選しています。奥様の藤田佳子様に感謝状を受け取っていただきました。

 

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2つの作品の前で、記念撮影をしました。

両作品は、2013年1月28日(月)までの正月特別展の期間中、公開させていただきます。その後、歴史館で収蔵し、展示に活用してまいります。すばらしい作品をいただき、誠にありがとうございました。


秋季セミナー「聖武天皇の時代2」

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11月25日(日)、立山連峰もはっきりと見える秋晴れのもと、午後からたくさんの方々にご参加いただき、恒例の秋季セミナーを行いました。

本日は、「聖武天皇の時代2」。第1講は、影山尚之先生(武庫川女子大学教授・園田学園女子大学名誉教授)による「聖武天皇と萬葉の和歌」。万葉集と聖武天皇の関わりについて、お話しいただきました。

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続いて第2講は、毛利正守先生(皇學館大学教授・大阪市立大学名誉教授)。「聖武天皇の時代にみる文章の特色─文体の面から─」と題して、この時代の倭文体の特色についてお話下さいました。

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当日は我らが晴れ男、坂本館長も驚くほどの美しい青空。影山先生によると、毛利正守先生が強力な晴れ男でいらっしゃるとのことでした。


秋の特別企画展 万葉の切り絵 ─丸山幸一の手仕事─

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9月12日(水)より、秋の特別企画展「万葉の切り絵-丸山幸一の手仕事-」がはじまりました。今回の特別企画展は、うさぎさんがお迎えします。不思議の国へいらっしゃいませ。

 

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切り絵で万葉の世界をあらわしていただきました。歌も入っています。かたかごの花の歌も、雄神川の歌も、みごとに一枚の絵に描かれています。

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庭園にはシャガールもあります。彫刻も6点ほど展示しています。

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こちらは秋の庭。萩の花が咲きました。すすきやおみなえし、思い草も見頃です。

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会期は、11月26日(月)まで。秋の気配ただよう歴史館へ、どうぞお越し下さい。


高岡万葉夏季セミナー「聖武天皇の時代1」第2日

夏期セミナーの2日目。この7月6日に開館した高志の国文学館(富山市)の初代館長、中西進先生にお越しいただきました。「無辺際の夢─聖武天皇の生涯─」と題してお話しいただきました。無辺際の夢-聖武天皇の生涯を表現されたすばらしいタイトルにまず感動します。

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本日も昨日に引き続き、たくさんの方にご参加いただいています。

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第4講は「正倉院宝物にみる聖武天皇の時代」。宮内庁正倉院事務所長の杉本 一樹先生です。現在展示中の模造宝物にも言及していただき、夏の特別展示「造られた正倉院宝物」の担当者は感慨一入でした。

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スクリーンに映されているのは、現在の正倉院。すっかり覆われてしまっているのですね。IMGP8971

お昼からの最終、第5講は針原 孝之先生(二松学舎大学名誉教授)による「聖武天皇と家持」。高岡市出身の先生に、家持にとっての聖武天皇についてお話しいただきました。

おかげさまで、夏期セミナーは盛況のうちに終了しました。受講いただいた皆様、講師の先生方、まことにありがとうございました。

秋季セミナー「聖武天皇の時代2」は、11月25日(日)です。影山尚之先生(武庫川女子大学教授)、毛利正守先生(皇學館大学教授)のお二人にお話しいただきます。ご来聴お待ちしています。