高岡市万葉歴史館
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2018高岡万葉セミナー「大伴家持歌をよむ2」受講者受付開始

2018年07月05日お知らせ

期日 平成30年9月8日(土)10:20~16:15

●第1講「越の国の歌だより―書儀・書簡と家持の和歌―」(奥村和美奈良女子大学教授)

●第2講「『雲の歌』をめぐって」(鉄野昌弘東京大学大学院人文社会系研究科教授)

●第3講「『大伴家持用字圏』 その後」(乾善彦関西大学教授)

〈詳細〉
10:20~10:30オリエンテーション・開講式

●第1講 越の国の歌だより―書儀・書簡と家持の和歌― 10:30~12:00
奥村 和美 奈良女子大学教授
 大伴家持は越中守在任中、和歌表現の様々な新しい試みを行っています。大伴池主との贈答で、和歌に書簡や漢詩を添える形式を用るのはその一つです。また、漢文で書かれた書儀(書簡の実用的な手本)や書簡の語句を、和語に翻訳して和歌に取り入れることにも積極的でした。本講では、都で待つ大伴坂上郎女に贈った和歌を中心に、家持における書儀・書簡の受容のありようを表現に即して具体的に読み解いていきます。

12:00~13:00  昼食

●第2講 「雲の歌」をめぐって 13:00~14:30
鉄野 昌弘 東京大学大学院人文社会系研究科教授  

 「雲の歌」(18・四一二二~四)は、天平感宝元年(七四九)越中において、所謂「出金詔書」を契機に、続々と制作された長歌作品群の中にある。旱害を憂慮するその歌は、「史生尾張少咋を教喩する歌」(四一〇六~九)と同じく、為政者としての家持を表すが、既に指摘のあるように、「天人相関思想」の受容という側面がある。孝謙女帝への譲位を間近にしたこの時期、この歌と、続く「雨落るを賀する歌」の持った意味について考えたい。

14:30~14:45 休憩

●第3講 「大伴家持用字圏」 その後 14:45~16:15
乾 善彦 関西大学教授

 「大伴家持用字圏」とは、古屋彰『万葉集の表記と文字』(1998、和泉書院)に提示された、万葉集仮名書歌巻の用字から、集末四巻の仮名の用字と訓字主体表記歌巻の家持歌の用字とから、家持自身の用字傾向を導いたものである。しかし、その後、これについて議論された形跡はない。そこで現在の水準にそってこれを検証し個人的な営みと万葉集全体の表記史上の位置との関係から、「家持の用字法」について考えてみたい。

会場 高岡市万葉歴史館 講義室
受講料 3,000円 (学生1,000円)
定員  先着120名

  • 周辺に食堂がありませんので、8日(土)は昼食をご持参いただくか、1週間前までに昼食弁当(1,000円)をお申し込みください。
  • 8日(土)のセミナー終了後に、ジャンボタクシーを運行します。(無料) 
  • ジャンボタクシーは、セミナー終了後に開催する秋の特別企画展「田村泰秀万葉拓本展」の展示解説(約30分)の終了後の17:00前頃に万葉歴史館を出発します。
    【万葉歴史館→ 伏木駅経由→高岡駅】
  • ジャンボタクシーご利用の方は、セミナーお申込み時にあわせてお知らせ願います。

 

●申込み方法

「高岡万葉セミナー受講希望」と書き、郵便番号・住所・氏名(ふりがな)・電話番号・8日(土) 昼食 弁当の申し込みの有・無を記載の上、ハガキ・電話・FAX・E-mailなどで下記にお申込みください。高岡市万葉歴史館受付でもお申込みができます。
受講料は、当日受付でお支払いください(おつりのないようご用意ください)。

  • お申し込みいただいた方は、当日、会場の当館講義室へお越しください。
    (受講確認のハガキはお送り致しません)。
  • お申込みの際の個人情報は、セミナー日程等の変更が生じた際の通知にのみ使用致します。これ以外の目的に使用する事はありません。 

 

2018高岡万葉セミナー大伴家持歌をよむ2_pdfチラシ