役人(やくにん)の行動(こうどう)にはいろいろなきまりがありました。 都から地方(ちほう)へ仕事(しごと)で移動(いどう)するのにも、どこの国へはなん日で行きなさい、というきまりがあったのです。
家持さんは、都から10日ほどかかって、高岡へやって来たようです。