梅雨入りにもかかわらず好天にめぐまれた6月20日、越中万葉故地めぐりを実施しました。
当日は日差しも強く蒸し暑いくらいでしたが、54人の方々にご参加いただきました。
昨年8月に開通した伏木万葉大橋を故地めぐりでは初めて渡りました。600メートルの距離を歩きながら歌碑を見ていただきました。
雨晴海岸を過ぎて、柳田布尾山古墳へ。氷見の地にあった布勢の水海を想像するのによい場所です。
今回は安努君広島ゆかりの土地をめぐります。まず一つめは鞍川の安努神社。
加納八幡神社では、家持が越中から都へ帰る時に、部下にむかって詠んだ歌の歌碑を見ました。
玉鉾の 道に出で立ち 行く我は 君が事跡を 負ひてし行かむ(巻十九・4252)
果たしてこの歌を詠んだ地はどこであったのか?。
有磯高校にも立派な万葉歌碑が三基あります。
味川の安努神社にも参りました。急坂をものともしない参加者の皆さんです。
箭代神社。『萬葉越路廼栞』を著した高澤瑞信ゆかりの延喜式内社です。
阿尾城跡にも登りました。写真は英遠の浦の歌碑。険しい道の最後に、氷見を一望できる岬からの眺めが待っています。
垂姫神社を前に記念撮影。暑い日ざしの中、皆様お疲れ様でした。ご参加ありがとうございました。