万葉を愛する会のミニコンサートが開かれました。今回はソプラノ歌手の石川操さんとピアニストの林亜希子さんによる日本歌曲のステージ。万葉を愛する会の新田さん司会ではじまりました。
オープニングは、岡本三千代さん作曲の「二上山の賦」。
第1部では、平井康三郎さんの作品が披露されました。
1.ゆりかご 平井康三郎 詞
2.ふるさとの 石川啄木 詞
3.平城山 北見志保子 詞
4.和泉式部の歌(あらざらむ・つれづれと・もの思へば・黒髪の・人の身も)
そして、「もののふの」のかたかごの歌と高岡旅情を会場のみなさんと合唱。
愛する会と館員スタッフにより回廊でお菓子とコーヒーが出された休憩の後、第2部は和服姿で登場。中田喜直作品より
1.金子みすゞ詩による童謡歌曲集「ほしとたんぽぽ」の、「こだまでしょうか」、「みんなをすきに」、「さびしいとき」、「わらい」、「こころ」
2.夜店の唄 西沢爽 詞
3.おかあさん 江間 章子 詞
4.ピアニッシモの歌 山川 啓介 詞
「こだまでしょうか」は東日本大震災時のACのコマーシャルでも話題になった詩です。
日本の文学にゆかりの深い曲ばかりで、趣のある歌詞とやさしいメロディが夏の宵の歴史館に流れたひとときでした。
花束贈呈のあと、かわいいお孫さん二人とともにアンコール曲「ビリーブ」を披露してくださいました。
ピアノ演奏の林さん。
万葉を愛する会のスタッフと記念撮影していただきました。
今年は126名の方に参加いただき、ラウンジはたいへんにぎやかでした。御協力ありがとうございました。