ミュゼふくおかカメラ館で、講座「万葉の景観」がありました。


入口3月4日(日)、ミュゼふくおかカメラ館で、坂本館長の講座「万葉の景観」がありました。現在、カメラ館と歴史館の2会場で開催中の「井上博道の眼展 ‐万葉集と映像の世界‐」の関連行事です。60名の定員がいっぱいになってたいへん盛況でした。

 

金山館長まずはミュゼふくおかカメラ館の金山館長の御挨拶。

今回はカメラ館と歴史館の初のコラボ事業。2館は同じ高岡市民文化振興事業団に所属してるんです。

 

日めくり万葉集坂本館長の講座はまず「日めくり万葉集」の鑑賞から。井上博道先生の回を拝見しました。

愛妻家の井上先生のひととなりがわかる回でした。

 

講座風景講座は井上先生の作品が展示される中で行われました。

今日のテーマは万葉集の時代の景観がどんなものだったか。

奈良にかかる枕詞「あをによし」の意味や、平城京の景観が万葉集にどのように歌われているのかをお話ししました。

講座風景

 

 

 

 

 

 

今回の展示は3月25日まで。ミュゼふくおかカメラ館には170点、歴史館には40点の作品が展示されています。ミュゼふくおかカメラ館の展示は、奈良の大仏や名刹の仏像などが中心で、歴史館は万葉集の世界を中心に展示しています。

東大寺

 

 

 

 

東大寺大きいパネルに東大寺や室生寺の仏さまのお顔がクローズアップされいてとても迫力があります。

 

 

 

 

 

 

奈良の大仏さん

 

 

 

 

大仏殿大仏様を上からとらえた大迫力の一枚。

二階から吹き抜けを見下ろす形で眺められる秀逸な展示です。

 

 

お水取り今はちょうどお水取りの季節。奈良へ行こうかな、そんな気持ちになる写真ばかりです。

 

 

 

室生寺仏さまのお顔はこんな表情だったのかと思わせられる作品が多数展示されています。必見です。

 

 

 

邪鬼の性モノクロ写真には、リアリティや普遍性を感じます。まさに井上博道の世界。

3月25日までの展示です。

暖かくなってきましたから、ぜひミュゼふくおかカメラ館と万葉歴史館においで下さい。ミュゼふくおかカメラ館の通常の入館料600円で歴史館もご覧頂けます。

ミュゼふくおかカメラ館「井上博道の眼(まなこ)」展ホームページへ