タグ別アーカイブ: 坂本信幸

2012万葉を愛する会勉強会とつどい2

今年度第2回目の勉強会とつどいです。今日は32名の方にご参加いただきました。

DSC02926

前半は勉強会。8月31日からの愛する会バスツアーで神話博がおこなわれている島根県に行くので、その予習を兼ねています。坂本館長の「石見万葉を訪ねて」と題する講演。柿本人麻呂の石見相聞歌や斎藤茂吉の鴨山調査などのおはなしでした。

DSC02935

バスツアーに参加する方は、ここでポイントをおさえます。

DSC02945

休憩時間には、家持まんじゅうにコーヒー(ホットもアイスも!)、紅茶、爽健美茶のサービス。愛する会の主催ならではです。

続いて後半。蒲田副館長が愛する会の活動報告を、おこないました。

DSC02952

次回は2013年2月11日(月・祝)を予定しています。勉強会とつどいは、無料で、会員でない方もご参加いただけます。興味をもたれた方はお気軽にご参加下さい。


富山県博物館協会平成23年度研修会

3月15日、高岡市美術館で、富山県博物館協会平成23年度研修会・分野別分科会が行われました。今回は、田中夏陽子主任研究員の発表と、坂本館長の講演会がありました。

田中主任研究員共同研究「越中万葉歌の継承とその展開について」と題して研究代表の田中夏陽子主任研究員が発表しました。越中万葉の歌枕パネルや田中大秀の事跡などを紹介しました。

 

 

講演風景講演会では坂本館長が「万葉集の魅力」について語りました。坂本館長が出演したNHK「万葉集への招待」のビデオを見て、額田王の「あかねさす」の歌の解釈について論じました。

 

 

坂本館長高岡市美術館のハイビジョンホールでの会合でした。この後、分科会なども行われました。


ミュゼふくおかカメラ館で、講座「万葉の景観」がありました。

入口3月4日(日)、ミュゼふくおかカメラ館で、坂本館長の講座「万葉の景観」がありました。現在、カメラ館と歴史館の2会場で開催中の「井上博道の眼展 ‐万葉集と映像の世界‐」の関連行事です。60名の定員がいっぱいになってたいへん盛況でした。

 

金山館長まずはミュゼふくおかカメラ館の金山館長の御挨拶。

今回はカメラ館と歴史館の初のコラボ事業。2館は同じ高岡市民文化振興事業団に所属してるんです。

 

日めくり万葉集坂本館長の講座はまず「日めくり万葉集」の鑑賞から。井上博道先生の回を拝見しました。

愛妻家の井上先生のひととなりがわかる回でした。

 

講座風景講座は井上先生の作品が展示される中で行われました。

今日のテーマは万葉集の時代の景観がどんなものだったか。

奈良にかかる枕詞「あをによし」の意味や、平城京の景観が万葉集にどのように歌われているのかをお話ししました。

講座風景

 

 

 

 

 

 

今回の展示は3月25日まで。ミュゼふくおかカメラ館には170点、歴史館には40点の作品が展示されています。ミュゼふくおかカメラ館の展示は、奈良の大仏や名刹の仏像などが中心で、歴史館は万葉集の世界を中心に展示しています。

東大寺

 

 

 

 

東大寺大きいパネルに東大寺や室生寺の仏さまのお顔がクローズアップされいてとても迫力があります。

 

 

 

 

 

 

奈良の大仏さん

 

 

 

 

大仏殿大仏様を上からとらえた大迫力の一枚。

二階から吹き抜けを見下ろす形で眺められる秀逸な展示です。

 

 

お水取り今はちょうどお水取りの季節。奈良へ行こうかな、そんな気持ちになる写真ばかりです。

 

 

 

室生寺仏さまのお顔はこんな表情だったのかと思わせられる作品が多数展示されています。必見です。

 

 

 

邪鬼の性モノクロ写真には、リアリティや普遍性を感じます。まさに井上博道の世界。

3月25日までの展示です。

暖かくなってきましたから、ぜひミュゼふくおかカメラ館と万葉歴史館においで下さい。ミュゼふくおかカメラ館の通常の入館料600円で歴史館もご覧頂けます。

ミュゼふくおかカメラ館「井上博道の眼(まなこ)」展ホームページへ

 

 

 


越中万葉出前教室 開催

坂本館長と研究員による、小・中・高等学校対象の出前教室を開催しています。

今日11日は、万葉歌碑がたくさん建っている臼ヶ峰にほど近い氷見市西部中学校3年生を対象に坂本館長がお話しました。

越中万葉教室

越中万葉教室

 

はじめに、「志乎路から・・・」の歌を生徒さん全員で朗読して授業が始まりました。そして立山と布勢の海を取り上げた「日めくり万葉集」のDVDを見た後、「万葉集」の読み方、構成、成り立ちなどともに、氷見市で万葉歌がたくさん詠われていることを紹介。生徒さんたちはメモを取りながら真剣に聞いていて、最後に、「長歌の中で一番長い歌を歌ったのは誰か」などと熱心に質問する一幕もありました。

※ この後、平米小、成美小、能町小で開催の予定です。