夏期セミナーの2日目。この7月6日に開館した高志の国文学館(富山市)の初代館長、中西進先生にお越しいただきました。「無辺際の夢─聖武天皇の生涯─」と題してお話しいただきました。無辺際の夢-聖武天皇の生涯を表現されたすばらしいタイトルにまず感動します。
本日も昨日に引き続き、たくさんの方にご参加いただいています。
第4講は「正倉院宝物にみる聖武天皇の時代」。宮内庁正倉院事務所長の杉本 一樹先生です。現在展示中の模造宝物にも言及していただき、夏の特別展示「造られた正倉院宝物」の担当者は感慨一入でした。
スクリーンに映されているのは、現在の正倉院。すっかり覆われてしまっているのですね。
お昼からの最終、第5講は針原 孝之先生(二松学舎大学名誉教授)による「聖武天皇と家持」。高岡市出身の先生に、家持にとっての聖武天皇についてお話しいただきました。
おかげさまで、夏期セミナーは盛況のうちに終了しました。受講いただいた皆様、講師の先生方、まことにありがとうございました。
秋季セミナー「聖武天皇の時代2」は、11月25日(日)です。影山尚之先生(武庫川女子大学教授)、毛利正守先生(皇學館大学教授)のお二人にお話しいただきます。ご来聴お待ちしています。