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故犬養孝名誉館長の部屋


もののふの 八十乙女らが 汲みまがふ 寺井の上の かたかごの花 
(巻19・4143番)


 高岡市万葉歴史館の名誉館長をつとめられた犬養孝先生が永眠されたのは、
1998年10月3日のことでした。享年91歳でした。
 この歌は、万葉集の中で一番好きな歌だったとお聞きしています。
 事実、愛弟子であった清原和義氏(故人)を祝う会では、
繰り返し朗唱されていました。

名誉館長の写真 平成9年10月「高岡万葉まつり」にて

この「かたかご」(ページの壁紙の花)の歌の歌碑が、
高岡市伏木の「勝興寺」北西隅にある井戸のかたわらにあります。
 歌碑の周囲には、「堅香子」が植えられており、春には可憐な花を咲かせます。

 かたかごの碑の写真  チラシ表 チラシ裏

2007年は生誕100年にあたります。
当館でも記念行事を万葉まつりにあわせて開催しました。

※この名誉館長の部屋はホームページ上のものです。
  • 高岡市万葉歴史館名誉館長犬養孝生誕百年記念
    「犬養孝の越中万葉」展

    平成19年9月26日(水)〜10月15日(月)
  • 犬養万葉記念館
    奈良県明日香村にある犬養孝先生の業績を顕彰する記念館。所蔵著書を中心に、ビデオによる飛鳥の風景や現地で話す先生の映像など、万葉集を学ぶ人達への情報が詰まっています。喫茶サロン・屋外テラスが整っています。
  • 「大阪大学萬葉旅行之会」ホームページ 
    「大阪大学萬葉旅行之会」とは、「萬葉のこころは、萬葉歌の詠まれた風土に解き放ってこそ理解できる」という、犬養先生のご主張の実践の場として昭和26年に始まって以来45年間、延べ4万人を越える参加を魅了してきた会です。


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