
館員の部屋
越中万葉歌の中でいちばん好きな歌は?
(令和5年9月現在)
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藤原館長 |
油火の光に見ゆる我が縵さ百合の花の笑まはしきかも
(18-4086 大伴家持) |
長井副館長 |
馬並めていざ打ち行かな渋谿の清き磯回に寄する波見に
(17-3954 大伴家持) |
新谷
学芸課長 |
藤波の影なす海の底清み沈く石をも玉とそわが見る
(19-4199 大伴家持) |
関
図書情報課長
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うつせみの常なき見れば世間に心付けずて思ふ日そ多き
(19-4162 大伴家持) |
田中
主査研究員 |
わが背子が古き垣内の桜花いまだふふめり一目見に来ね
(18-4077 大伴家持) |
横内研究員 |
なでしこが花見るごとに娘子らが笑まひのにほひ思ほゆるかも
(18−4114 大伴家持) |
篠原主任 |
二上のをてもこのもに網さして我が待つ鷹を夢に告げつも
(17−4013 大伴家持) |
村尾司書 |
物部の八十少女らが汲みまがふ寺井の上の堅香子の花
(19-4143 大伴家持) |
栗山事務員 |
春の苑紅にほふ桃の花下照る道に出で立つをとめ
(19-4139 大伴家持) |
矢部事務員 |
雄神川紅にほふ娘子らし葦付取ると瀬に立たすらし
(17-4021 大伴家持) |
津田事務員 |
立山に降り置ける雪を常夏に見れども飽かず神からならし
(17-4001 大伴家持) |
湊事務員 |
弥彦神の麓に今日らもか鹿の伏すらむ裘着て角つきながら
(16-3884 越中国の民謡)
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水越事務員 |
朝床に聞けば遙けし射水川朝漕ぎしつつ唱ふ舟人
(19-4150 大伴家持) |
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研究員紹介
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