─家持の歌作りの心は、高岡の地で花開いた─
大伴家持ほかが越中赴任中に詠んだ歌、337首=「越中万葉」をまるごと1冊にまとめました。
「越中万葉」とは、『万葉集』全20巻の中、巻16・17・18・19の内の大伴家持が越中に赴任した5年間に詠まれた歌を中心にした337首をいう。本書は、その「越中万葉」337首を平易に解説し鑑賞の便をはかるものとして、越中万葉の人名・地名・植物・動物歴史用語の解説を設け、越中万葉カレンダー、越中万葉歌碑、関連碑、越中万葉研究文献目録を付した。
- 『越中万葉百科』高岡市万葉歴史館編 笠間書院
ISBN978-4-305-70325-5
2007年9月初版 2009年1月改訂版発行
定価2730円 四六判・上製・カバー装・454頁
※当館直販価格2200円(送料・振込手数料は実費)
【構成】
- 越中万葉とは何か(小野寛)
- 越中万葉の人名
- 越中万葉の地名
- 越中万葉の植物
- 越中万葉の動物
- 越中万葉(訓み下し文・原文・現代語訳・注)
巻十七・巻十八・巻十九・巻十六
- コラム 家持伝説
- 解説1(巻十七の家持と池主の贈答)
- 解説2(越中万葉の特徴的な歌語・用語)
- 越中万葉の歴史用語
- 家持の歌でたどる越中万葉年表
- 越中万葉カレンダー
- 越中万葉歌碑・関連碑等
- 越中万葉研究文献目録
- 初句索引
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表紙
鈴木靖将「大伴家持」
(当館蔵)

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チラシ・見本
(PDFファイル140KB) |