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2002秋季高岡万葉セミナー

万葉びとの恋U

万葉びとの“恋”の諸相を読み解く

平成14年10月27日(日)

高岡市万葉歴史館/講義室 受講料:1000円 定員:先着120名
周辺に食堂かありませんので、昼食を済ませておいでください

※申込は電話・FAX・電子メールなどで万葉歴史館まで

※富山県民カレッジに連携されている方は、
夏季高岡万葉セミナーと秋季高岡万葉セミナーの両方を受講されると単位になります。






開講式(13:00〜13:10)

第1講(13:10〜14:40)

「ツマと呼び合う結婚」  講師:服藤早苗(埼玉学園大学教授)


 奈良時代には、女からも男からも愛するパートナーを「愛しいツマ」と呼びました。相手を呼ぶ言葉は、妻が夫を「私の主人」と呼ぶ場合のように、その時代の男女関係をうつし出しています。古代は、男女とも、自分で相手を決め、性愛関係を結び、結婚し、嫌になれば自分から別れました。男女が対等だったのです。『万葉集』の歌などを通して、当時の男女の性愛や結婚の形を考えてみます。


第2講(14:50〜16:20)

「万葉集で歌われた身体」  講師:河野裕子(歌人)


 『万葉集』では、身体は、とりわけ乳房や黒髪は、どのように歌われているか。『古事記』から近代短歌を経て、現代短歌における身体の歌の流れを捉えなおしてみたい。







高岡市万葉歴史館
〒933−0116 高岡市伏木一宮1−11−11
TEL:0766−44−5511 FAX:0766−44−7335
E-mail manreki@office.city.takaoka.toyama.jp

学生の方は高岡市自然休養村に学割料金で宿泊できます
問い合せ先:高岡市自然休養村公社アッパレハウス 
電話 0766−44−6800