第4回 越中万葉故地めぐり

にいかわのこおり ─ やかもちげんしこう


新川郡─家持幻視行



 天平20年春。家持は越中国郡をめぐって9首の歌を残しました。
 前年の春は病の床に臥すなどして回ることができなかったため、越中二度目のこの春に、はじめて国中を巡視したのです。
 万葉集に残された越中東端の歌は、新川郡の延槻川(早月川)ですが、宇奈月町には、


  鶏の音も 聞こえぬ里に 夜もすがら 月よりほかに 訪う人もなし

という家持の歌が伝承されており、歌碑も建立されています。
 果たして家持はどこまで足を伸ばしたのでしょうか。今回は、古代新川郡家を探り、家持の足跡を幻想しながら宇奈月まで巡行してみます。
 万葉歌碑は3首6基。家持はどんな風景を目にし、歌に詠んだのか、いっしょに考えてみましょう。




日時 平成15年6月1日(日) 午前9時〜午後5時
場所 富山県新川方面
定員 50名
費用 2000円(資料代・保険代を含む)
ご案内 各自昼食をご用意ください。当日の受付は午前8時30分より。午前9時出発
申込み・問い合わせ先
住所・氏名・電話番号を、万葉歴史館までハガキ・電話・FAXなどでお知らせください。定員になり次第受付を終了させていただきます。

予定コース
高岡市歴史館出発─江尻─鏡宮─小杉IC─滑川IC─滑川市立博物館─月形橋(早月川を渡る)─黒谷万葉歌碑(4002番歌)─東城橋(片貝川を渡る)─千光寺(トイレ)─布施神社(式内社)─阿古屋野古墳─■野神社─道の駅うなづき(昼食・トイレ)─川の瀬団地万葉歌碑(4002番歌)─片貝大橋(片貝川を渡る)─大徳寺万葉歌碑(4002番歌)─立山酒店(トイレ)─しんきろうロ─ド万葉歌碑(4020番歌)─早月橋(早月川を渡る)─魚津水族館(4020番歌)(トイレ)─滑川IC─小杉IC─高岡市万葉歴史館着


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