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英遠の浦−あおのうら−

英遠(あを)の浦に 寄する白波 いや増しに 立ちしき寄せ来  東風(あゆ)をいたみかも
 (巻18−4093・大伴家持)
現代語訳

阿尾の浦に寄せる白波が、だんだん増してしきりに押し寄せてくる。東風が激しいからであろうか。



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「英遠の浦」とは氷見市阿尾、灘浦の海に突き出た標高約38mの台地付近の海辺のことです。
戦国時代には阿尾城が築かれていたこの白い台地の岩肌と、
台地を包む暖地性常緑樹叢が群青の海に 影をおとすさまが美しい景勝地です。


阿尾の浦画像



--阿尾浦--