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『万葉集』や上代文学関連の古写本・版本類


「万葉集」春日本断簡画像 「万葉集」春日本断簡
  「万葉集」の原本は、まだ発見されていません。現存しているものはすべてのちの写本です。最も古いものは、平安時代中期に書写された、巻4の一部が残っているだけの「桂本万葉集」です。

 現在、20巻すべてそろったもっとも古い写本は、鎌倉時代後期の写本で、「西本願寺本万葉集」と呼ばれているものです。東京都内にある「お茶の水図書館」が所蔵しています。

 万葉集の写本で完全なものが少ないのは、習字の手本にしたり、床の間に飾るための軸にしたりするために切り取ったからで、一首または数首の歌が記された断簡(だんかん)の形で発見されるものが多いのです。

 当館が所蔵している春日本(鎌倉時代中期)の軸装断簡は、防人の歌の一部が記されています。それ以外にも、以下の断簡を所蔵しています。

  尼崎本    (平安時代後期)
  金沢文庫本 (室町時代初期)
  栂尾類切   (室町時代後期〜江戸初期)

 また、複製されたものですが、当館には次のような万葉集の古写本類を収蔵しています。

  桂 本(平安時代中期)
  藍紙本(平安時代中期)
  元暦校本(平安時代中期)
  天治本(平安時代後期)
  金沢本(平安時代後期)
  類聚古集(平安時代後期)
  尼崎本(平安時代末期)
  嘉暦伝承本(鎌倉時代初期)
  古葉略類聚鈔(鎌倉時代中期)
  伝壬生隆佑筆本(鎌倉時代中期)
  西本願寺本(鎌倉時代後期)
  紀州本(1〜10巻 鎌倉時代末期 11〜20巻 室町時代後期)

 万葉集以外にも、古事記などの上代文学に関する写本や複製品、注釈書なども収蔵しています。

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