かたかご繚乱(りょうらん)

平成15年1月22日(水)〜3月31日(月)


高岡市万葉歴史館

 〒933−0116 富山県高岡市伏木一宮1−11−11 TEL 0766-44-5511 FAX 0766-44-7335
http://www.manreki.com  E-mail manreki@office.city.takaoka.toyama.jp
  開館時間 9時〜午後5時 (入館は閉館の45分前まで)
 休館日  毎週火曜日 臨時開館日2月11日(火・祝)振替休館日2月12日(水)
  入館料 一般…210円 中学生以下…無料



もののふの 八十娘子
(やそをとめ)らが
(く)みまがふ 寺井
(てらゐ)の上の 堅香子(かたかご)の花

大伴家持

(万葉集 巻19・4143)


たくさんのおとめたちが
入り乱れて水を汲む 寺井のほとりの 堅香子の花よ



 「堅香子(かたかご)」は、カタクリの花のこととされています。
 雪が解けてほどなく、向かいあった2枚の葉を出し、葉の間からつぼみを一個だけつけた花茎が伸び、サクラより少し早く、薄い紅紫色をした6弁の小さな花を咲かせます。
 自然の姿では多くが群生し、家持が「たくさんの乙女たち」と詠んでいるのは、かたかごの花そのもののことではないかという説もあります。
 高岡の人々を中心とした活動がみのって、平成6年に350円切手の図柄として採用され、平成7年には高岡市の花となりました。


■□ 展示内容 □■

犬養孝(書) 越智正治(日本画) 日下常由(洋画) 佐竹清(版画) 新保秀夫(拓本) 鈴木靖将(日本画) 松山悦子(日本画) 山口義夫(日本画) 万葉花譜 かたかご関連グッズの紹介 高岡市内かたかご群生地の紹介 他




館内のかたかご  (平成15年3月1日・2日撮影)

かたかごの花かたかごの蕾植木鉢のかたかごプランターのかたかご


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※常設展示(家持劇場)は改修中のため、下記の期間は見学できません。
平成14年12月4日(水)〜平成15年3月31日(月) 
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