当時、越中国庁は射水河々口ににほどちかい高台にありました。
家持が暮らしていたと考えられている 現在の伏木測候所は、その高台の端にあり、明治時代まで真下を川が流れていました。
また、現在は別々の河口を持つ小矢部川と庄川は、大正時代まで伏木上流で合流し、大きな流れとなって ひとつの河口へ流れ出ていたのです。
かつては氾濫を繰り返す暴れ川であった名残は、二上山の城山跡に立つと 眺めることができます。
もうすぐその眺めの中に、東海北陸自動車道の高架が伸びてくることになっています。
大雪の伏木測候所 (2003年1月6日午前8時撮影) |
小矢部川河口付近 |