石瀬野に秋萩を踏みしだきながら馬を並べてする、今年初めての鷹狩りさえせずに別れることでしょうか。
そこが現在のどこにあたるかについては、高岡市石瀬付近説と富山市 岩瀬付近説があり、どちらにもこの歌の歌碑が建てられています。
歌の内容から考えれば、「岩瀬野」は部下たちと気軽に出向くことのできる地であると思われるため、 国府のあった現在の伏木に近い、高岡市石瀬近辺が有力視されています。