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あいの風 あいの人 あいの海 「海フェスタとやま」協賛海フェスタとやま記念講演会「家持の海」 講師…多田一臣



講師 東京大学大学院教授 多田一臣 氏

平成18年7月16日(日) 午後2時〜3時30分 

高岡市万葉歴史館・講義室(地下1階)
受講料…入館料のみ 定員…先着120名

多田先生からのメッセージ
 天平18年(746)6月、大伴家持は越中守に任じられた。当時の越中は能登国を併せた大国だった。その越中で家持は満5年の月日を過ごす。生まれ育った奈良の地とはあまりにも異質な北国の風土に接する中で、歌の世界にも大きな変化が現れた。ここでは日本海−北国の海との触れあいを探ることで、家持の目が発見した新たな風景について考えてみたい。当時の日本海の歴史的意味についても言及できればと思っている。

多田一臣(ただ・かずおみ)プロフィール
 昭和24年北海道旭川市生まれ。昭和50年東京大学大学院修士課程修了。現在、東京大学大学院人文社会系研究科・文学部教授。文学博士。
 主著『古代国家の文学』(三弥井書店)、『万葉歌の表現』(明治書院)、『大伴家持』(至文堂)『日本霊異記』(ちくま学芸文庫)、『古代文学表現史論』(東京大学出版会)、『額田王論−万葉論集−』(若草書房)。

−申込み方法−
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同時開催 「海フェスタとやま」協賛
海フェスタとやま記念回廊特別展示 越中万葉の海 
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