高岡市万葉歴史館
〒933-0116 富山県高岡市伏木一宮1-11-11
(とやまけん たかおかし ふしきいちのみや)
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高岡市万葉歴史館論集(完結)バックナンバー

2022年05月18日刊行物

※価格は消費税込み ※価格は変動する場合がございます。ご了承ください。

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●高岡市万葉歴史館論集20「万葉を楽しむ」
 笠間書院 令和2年

『万葉集』のさらなる可能性に光をあてる。『万葉集』そのものを楽しむ論攷に加え、『万葉集』にまつわる近代短歌や少女漫画、クラシック音楽について考察した論攷、さらには『万葉集』に関する文献を調査する楽しさを説いた論攷など、『万葉集』には多様な楽しみ方があることを実践的に示す。

○坂本信幸「万葉を楽しむ」
○影山尚之「万葉集は怖くない―狭野弟上娘子のことば択び―」
○松村正直「高安国世と万葉集」
○鈴木崇大「山部赤人「富士山歌」の伝来と受容」
○関隆司「調べる楽しさ―研究の外側から―」
○田中夏陽子「少女漫画と万葉集―享受史・受容史のなかで―」
○新谷秀夫「マンヨウノウタ〜海を渡った『萬葉集』〜―クラシック音楽と『萬葉集』・素描―」

歴史館直販¥2600・定価¥2940

 

●高岡市万葉歴史館論集19「大伴家持歌を読む2」
 笠間書院 平成31年

越中国守時代とそれ以降の家持を読み解く。家持の用字・表記法をめぐる論攷や作歌の特徴をめぐる論攷、越中時代の歌に関する論攷や代表作「春愁三首」を取り上げた論攷。さらに、『萬葉集』末四巻における家持歌作の減少をめぐる論攷などから、家持の歌世界を明らかにする。

○坂本信幸「「儲作歌」と「預作歌」」
○乾善彦「「大伴家持用字圏」その後」
○奥村和美「越の国の歌だよりー書儀・書簡と家持の和歌ー」
○鉄野昌弘「「雲の歌」をめぐって」
○田中夏陽子「大伴家持と坂上大嬢、夫婦愛の軌跡(2)ー越中国守時代の恋歌「恋緒を述ぶる歌」と大伴池主との交友ー」
○関隆司「大伴家持の地名表記ー越中守時代を中心にー」
○鈴木崇大「「春愁三首」の読みの現在」
○新谷秀夫「色好みの家に埋れ木の人知れぬこととなりてー家持の作歌活動の衰退をめぐって・素描ー」

歴史館直販¥2600・定価¥2940

 

●高岡市万葉歴史館論集18「大伴家持歌をよむ1」

 笠間書院 平成30年3月

若き家持の歌を「虚」や「もの学び」の視点から捉え、紀女郎との相聞や妻坂上大嬢へ贈った相聞長歌、また、いわゆる「歌日誌」冒頭の補遺部分に見える歌など、越中国守以前の家持を考える重要な歌を取りあげる。さらに若き家持の歌が「おもて歌」とされていた家持歌享受の実態も解明する。

○「大伴家持の「虚」」坂本信幸
○「大伴家持のもの学び」内田賢徳
○「大伴家持と紀女郎との贈答歌の表現」平舘英子
○「大伴家持と坂上大嬢、夫婦愛の軌跡―『万葉集』巻八相聞長歌を中心に―」田中夏陽子
○「「歌日誌」の序奏―巻十七冒頭補遺歌群中の家持―」鈴木崇大
○「大伴家持の工夫―越中守以前の表記から―」関隆司
○「家持の“おもて歌”―家持歌の享受史―」新谷秀夫

歴史館直販¥2600・定価¥2940

 

●高岡市万葉歴史館論集17「万葉の生活」

 笠間書院 平成29年3月

万葉歌に見える「衣」や「食」に関わる歌、万葉時代の「住」をめぐる発掘の最新情報、年中行事や宴席などの万葉びとの暮らし、身近にあった動植物も取りあげ、万葉びとの“生活”の一端を明らかにする。

○「万葉の「衣」」坂本信幸
○「万葉和歌と「食」」影山尚之
○「京の貴族邸宅と地方の国司館―万葉の「住」について」海野聡
○「越中国守大伴家持の四季」関隆司
○「“芸”としての宴席歌」鈴木崇大
○「年中行事と『万葉集』」藤原茂樹
○「万葉びとの医療への憧憬」田中夏陽子
○「『萬葉集』に見える「虫」―「音」へのこだわりを通して」新谷秀夫

歴史館直販¥2600・定価¥2940

 

●高岡市万葉歴史館論集16「万葉集と富山」
 笠間書院 平成28年3月

○「越中万葉の意義」坂本信幸
○「氷見市布施の円山と「大伴家持千百年祭」」関隆司
○「立山はなぜ歌枕にならなかったのか─『萬葉集』享受研究の一助として─」新谷秀夫
○「富山の古典文学─「武士の物語」と「俳諧」を中心に─」綿抜豊昭
○「小泉八雲と万葉集─遺作「天の河縁起」にみる山上憶良の七夕歌の享受を中心に─」田中夏陽子
○「山田孝雄博士と萬葉集について」毛利正守

歴史館直販¥2600・定価¥2940

 

●高岡市万葉歴史館論集別冊3『越中万葉をあるく 歌碑めぐりMAP』
 笠間書院 平成27年7月

越中の万葉故地を訪ねるよすがとなるように、越中万葉歌碑の所在を地図にした案内書で、「越中万葉歌碑」をめぐるための小さな参考書というべき書。歌碑の多くは、公共交通手段の皆無な土地に建っていますが、できるだけ丁寧に説明しました。写真多数掲載。

○執筆 坂本 信幸、新谷 秀夫、関 隆司、田中 夏陽子、井ノ口 史、大川原 竜一

歴史館直販¥900・定価¥1000+税・フルカラー

 

●高岡市万葉歴史館論集別冊2『越中万葉を楽しむ 越中万葉かるた100首と遊び方。』
 笠間書院 平成26年3月

『万葉集』の中から越中関連歌百首を選び小倉百人一首のようにかるた形式にした 「越中万葉かるた」を、村閑歩氏の絵と、近藤芳竹氏の書とともにわかりやすく紹介。
「越中万葉かるた」の世界をわかりやすくし、またかるた大会のことや遊び方も記載。その他、高岡市万葉歴史館蔵の万葉かるた10種を紹介します。

○執筆 坂本 信幸、新谷 秀夫、関 隆司、田中 夏陽子、井ノ口 史、垣見 修司

歴史館直販¥900 定価¥1000+税 フルカラー

 

 

●高岡市万葉歴史館論集別冊1『越中万葉をたどる 60首で知る大伴家持がみた、越の国。』
 笠間書院 平成25年3月

「越中万葉」とは、『万葉集』編纂に大きく関わった大伴家持が、越中守に任ぜられ、いまの富山県高岡市伏木にあった国庁に赴任し、越中国で詠んだ歌々を中心とした330首を称するもの。
本書はそのうちの60首を精選し、ルビを多く振り、歌にまつわる風景写真を多数紹介し、立体的に歌の世界をイメージできるように試みました。「越中万葉略年譜」 「家持越中巡行推定図」 など付いています。

○執筆 坂本 信幸、新谷 秀夫、関 隆司、田中 夏陽子、垣見 修司、井ノ口 史

歴史館直販¥900 定価1000+税 フルカラー

 

●高岡市万葉歴史館論集15「美の万葉集」
 笠間書院 平成24年3月

○万葉集の「美」について(坂本信幸)
○「天離る夷」考―都の美と夷の情と―(岩下武彦)
○ことばの「美」―序詞― ―用語「序」の発見をめぐって―(近藤信義)
○さびしからずや道を説く君―天平感宝元年の家持をめぐって―(新谷秀夫)
○女歌の美―大伴坂上郎女の言葉―(井ノ口史)
○藤波の美の誕生―大伴家持「布勢の水海」遊覧歌―(田中夏陽子)
○風土の美をうたう(関隆司)
○天象の美(垣見修司)
○赤人・ことばの美的整斉(森朝男)
○大伴家持の美―巻十九巻頭越中秀吟―(小野寛)
○萬葉集古写本の美―藍紙本萬葉集について―(小川靖彦)

歴史館直販¥2600・定価¥2940

●高岡市万葉歴史館論集14「風土の万葉集」
 笠間書院 平成23年3月

○小野寛「万葉集の『風土』と大和の風土」
○村田右富実「神亀二年難波行幸の風土」
○垣見修司「妹の来た道─紀ノ川流域の万葉風土─」
○廣岡義隆「伊勢萬葉─その特質─」
○坂本信幸「山城国の歌」
○関隆司「近江の風土─宇宙に名有る地なり─」
○佐藤隆「尾張三河の万葉歌─古東海道の海路を中心に─」
○梶川信行「東国─渡来系の開拓者たち─」
○影山尚之「猪名川の沖を深めて」
○田中夏陽子「筑紫島のまつろわぬ国─隼人の夜声・肥人の染木綿─」
○新谷秀夫「風土圏『山陰』の実体」
○鈴木景二「立山の雪・弥彦の歌」

歴史館直販¥2600・定価¥2940

 

●高岡市万葉歴史館論集13「生の万葉集」
 笠間書院 平成22年3月

○小野寛『生-万葉集に歌われる「生」』
○新谷秀夫『「老」の歌として享受された家持歌-『類聚古集』・『古葉略類聚抄』から考える-』
○大久保廣行『病苦との対峙ー旅人・憶良の場合-』
○平舘英子『白露の消かも死なまし』
○田中夏陽子『万葉集における「よろこびの歌」』
○飯泉健司『〈怒り〉と〈恨み〉-歌における感情の表出-』
○神野志隆光『私的領域を組み込み、感情を組織して成り立つ世界-『万葉集』のテキスト理解のために-』
○垣見修司『「たのし」と「楽」』
○関隆司『家持にとっての七十歳-賀寿の視点から』
○西澤一光『『万葉集』と「無常」』
○藤原茂樹『海山川のあそび-海人 鵜 鷹の歌』
○川崎晃『生きる-万葉びとの医療(医術と呪禁)』

歴史館直販¥2600・定価¥2940

 

●高岡市万葉歴史館論集12「四季の万葉集」
 笠間書院 平成21年3月

○小野寛「万葉集の季節歌」
○菊川恵三「うぐいす歌への視点」
○田中夏陽子「万葉びとと桜–その心象世界–」
○奥村和美「越中のほととぎすは家持に何と鳴いたか」
○菊地義裕「万葉の「藤」–越中における「藤波」詠を中心に–」
○上野誠「みやびの鹿とひなびの鹿」
○鈴木武晴「千葉の彩」
○西 一夫「萬葉後期の狩りの歌–家持の「詠二白大鷹一歌」をめぐって–」
○新谷秀夫「冬ごもり今は春べと咲くやこの花–『萬葉集』の「冬の梅」から考える–」
○関隆司「正月の歌」
○岡田芳朗「『万葉集』時代の暦」
○川崎晃「大地裂ける夏から稔りの秋へ–国司の雨乞いと稲種をめぐる二題–」

歴史館直販¥2600・定価¥2940

●高岡市万葉歴史館論集11「恋の万葉集」
 笠間書院 平成20年3月

○小野寛「万葉集の『恋』」
○身崎壽「石見相聞歌の恋」
○大浦誠士「万葉恋歌の誕生─人麻呂歌集の文学史的意義─」
○池田三枝子「坂上郎女の恋─巻八自然詠の恋情表現─」
○新谷秀夫「宛名のない《恋歌》─家持の『恋』の実態をめぐって─」
○川上富吉「国禁(禁断)の恋」
○駒木敏「構成的歌群のなかの恋」
○関隆司「旅の恋歌」
○清水明美「恋歌の表現─人目と人言・夢・死と色─」
○岡部隆志「歌垣をめぐって」
○川崎晃「忘れ草─忘れ草と中国古典─」

歴史館直販¥2600・定価¥2940

 

●高岡市万葉歴史館論集10「女人の万葉集」
 笠間書院 平成19年3月
 
○鈴木日出男「女歌の形成─坂上郎女を中心に」
○塚本澄子「挽歌をよむ女」
○平舘英子「天武天皇の皇女たち─四人の皇女を中心に─」
○小野寛「佐保大伴家の女たち」
○関隆司「東歌に女性の歌が多いこと」
○田中夏陽子「防人歌と女性の表現」
○坂本信幸「伝説歌の女性」
○新谷秀夫「《娘子》の変容─「うたう」から「うたわれる」へ─」
○平野由紀子「『万葉』の母」
○浅野則子「女性の表現─坂上郎女を中心に─」
○瀧浪貞子「古代女帝論」
○川崎晃「藤原夫人と内親郡主」

歴史館直販¥2600・定価¥2940

 

●高岡市万葉歴史館論集9「道の万葉集」
 笠間書院 平成18年3月

○小野寛「総論-万葉集の「道」」
○佐藤隆「越への道〈近江をふくめて〉について」
○影山尚之「東海道をゆく万葉の旅人」
○森斌「瀬戸内の道-遣新羅使の歌を中心に-」
○田中夏陽子「持統女帝の旅路-行幸と行幸歌-」
○高松寿夫「聖武天皇の行幸と和歌」
○渡瀬昌忠「天皇・皇子の葬送の道-天智・高市の殯宮挽歌を中心に-」
○関隆司「旅の歌人 高市黒人の道」
○新谷秀夫「配流された萬葉びと-記録者としての家持-」
○藏中進「大唐への道-山上憶良「在大唐時、憶本郷作歌」の周辺-」
○木下良「歴史地理的に見た「道の万葉集」」
○川崎晃「鑑真入京の道」

歴史館直販¥2600・定価¥2940

 

●高岡市万葉歴史館論集8「無名の万葉集」
 笠間書院 平成17年3月

○大久間喜一郎「作者未詳歌の世界-後代歌の継承伝説-」
○関隆司「巻七羈旅作の類景歌」
○田中夏陽子「名もなき人々の雪の歌-巻十を中心とする作者未詳歌について」
○柳沢朗「万葉集の「愛」の歌について-巻十一・十二作者未詳歌の場合」
○遠藤宏「作者未詳の宮廷歌-巻十三の世界-」
○佐藤信「古代地方豪族の漢字文化受容と文学」
○東城敏毅「防人歌の世界-その作者層と詠歌の場-」
○橋本達雄「無名歌人たちの珠玉の小品-男性編-」
○小野寛「万葉集の無名女流歌人-その珠玉の小品ー」
○針原孝之「越中万葉にみえる無名歌人たち」
○新谷秀夫「歌わない萬葉びとたち」
○川崎晃「万葉の時代の日本と渤海」

 歴史館直販¥2600・定価¥2940

 

●高岡市万葉歴史館論集7「色の万葉集」
 笠間書院 平成16年3月
 
○大久間喜一郎「色の万葉集序説」
○志水義夫「赤色の裙の乙女」
○田中夏陽子「青き蓋(きぬがさ)-上代の色、青と緑の位相-」
○上野誠「万葉びとの洗濯-白を希求した男と女-」
○関隆司「『ぬばたま』と『みなのわた』」
○阿蘇瑞枝「万葉集の動詞『てる』・『ひかる』」
○伊原昭「色と『万葉集』のかかわり」
○山口博「白と青のメッセージ」
○新谷秀夫「『にほひ』を嗅いだ家持」
○尾形充彦「正倉院の染め色」
○百橋明穂「古代美術の色-万葉時代の-」
○川崎晃「長屋王家の色彩誌-万葉歌と長屋王家木簡に見える色彩語について-」

 歴史館直販¥2600・定価¥2940

 

●高岡市万葉歴史館論集6「越の万葉集」
 笠間書院 平成15年3月

○小野寛「総論─『越中万葉の世界』について─」
○中川幸廣「天平十八年越中守家持」
○関隆司「家持の天平十九年」
○鉄野昌弘「越中諸郡巡行の歌をめぐって」
○吉村誠「天平二十一年の家持」
○市瀬雅之「天平勝宝二年の家持」
○針原孝之「越の万葉-天平勝宝三年-」
○田中夏陽子「中臣宅守狭野弟上娘子贈答歌群-歌物語・歌語り論の行方-」
○新谷秀夫「国境の池主、家持の国境-《越中万葉》の「越前」-」
○大久間喜一郎「万葉歌に見る『越国』の素描」
○藤井一二「大伴池主・家持と『深見村』」
○川崎晃「古代北陸の宗教的諸相-越中を中心として-」

歴史館直販¥2600・定価¥2940

 

●高岡市万葉歴史館論集5「音の万葉集」
 笠間書院 平成14年3月

○大久間喜一郎「万葉歌と歌謡と」
○稲岡耕二「〈声の歌〉・〈文字の歌〉」
○青木生子「人にかかわる『音』世界」
○田中夏陽子「『萬葉集』の獣歌にみる音の表現-鹿の歌を中心として-」
○内藤明「『万葉集』に鳴く鳥」
○近藤信義「万葉からの視線-桓武天皇歌のホトトギス-」
○関隆司「自然の音」
○新谷秀夫「響かぬ楽の音-家持がうたわなかった『音』-」
○山口博「東北アジアの弓の音」
○鶴久「上代語における『音』に関しての私見」
○荻美津夫「古代の音楽制度と『万葉集』」
○川崎晃「古代日本の王言について-オホミコト・ミコト・ミコトノリ-」

歴史館直販¥2600・定価¥2940

 

●高岡市万葉歴史館論集4「時の万葉集」
 笠間書院 平成13年3月
 
○大久間喜一郎「『時の万葉集』序説」
○身崎壽 「年・月・日-万葉集の時間-」
○阿蘇瑞枝「万葉びとの春・秋」
○新谷秀夫「冬の『月を詠む』-家持『雪月梅花を詠む歌』覚書-」
○井手至「万葉びとの心性から見た昼夜のけじめ-一日の意識をめぐって-」
○田中夏陽子「家持の朝-『朝に日に』『朝な朝な』の表現を中心に-」
○関隆司「夜をうたうこと」
○粂川光樹「万葉集の『過去』『現在』『未来』」
○山口佳紀「『万葉集』における時の表現-動詞基本形の用法を中心に-」
○小島瓔禮「万葉びとの通過儀礼-イザナキの命とイザナミの命の神話から-」
○木下正史「古代の水時計と時刻制」
○川崎晃「万葉びとと時刻-奈良時代時刻制度の諸相-」

歴史館直販¥2600・定価¥2940

 

●高岡市万葉歴史館論集3「天象の万葉集」
 笠間書院 平成12年3月

○大久間喜一郎「『天象の万葉集』序論」
○古橋信孝「天と空」
○菅野雅雄「万葉歌の太陽」
○小野寛「万葉の月」
○浅見徹「星と星に関する物語」
○犬飼公之「雲のイメージ─神話的な発想─」
○浅野則子「姿なき使者─風─」
○金子裕之「雨に煙る佐保山」
○新谷秀夫「霞の衣を着た<佐保姫>─『萬葉集』享受と歌枕の再生─」
○関隆司「立つ霧の思い」
○田中夏陽子「雪歌に見る家持の心象世界」
○川崎晃「天と日の周辺─治天下・阿毎多利思比孤・日本─」

歴史館直販¥2600・定価¥2940

 

●高岡市万葉歴史館論集2「伝承の万葉集」
 笠間書院 平成11年3月

○佐伯有清「雄略天皇と万葉巻頭歌」
○大久間喜一郎「磐姫皇后歌群の素顔」
○川崎晃「大津皇子とその周辺」
○針原孝之「柿本人麻呂の死と石見」
○原田貞義「筑紫歌壇における伝承─旅人と憶良・その「伝説」との向き合い方─」
○多田一臣「水江浦島子を詠める歌」
○関隆司「虫麻呂の伝承したもの─莵原処女墓歌から─」
○内田賢徳「綺譚の女たち─巻十六有由縁─」
○三浦佑之「竹取翁と九人の娘子ら─「竹取翁歌」と『竹取物語』─」
○中葉博文「ハクイ(羽咋)の地名由来考」
○新谷秀夫「『新しき年の初め』の家持─「伝誦」という視点─」

歴史館直販¥2600・定価¥2940

 

●高岡市万葉歴史館論集1「水辺の万葉集」売り切れ
 笠間書院 平成10年3月

○大久間喜一郎「明日香川に寄せる哀歓─『水辺の万葉集』序論─」
○阿蘇瑞枝「熟田津と万葉集」
○関隆司「見れど飽かぬ河かも─吉野の水辺─」
○村瀬憲夫「難波の海・紀伊の海」
○新谷秀夫「『近江の海』とうたいおこすこと─歌枕の源流─」
○東茂美「河洛の女神─大伴旅人の美人詠─」
○水島義治「『青柳の張らろ川門に』─東歌に見られる水辺の歌─」
○廣岡義隆「波濤を越えて─遣新羅使人の旅─」
○小野寛「越中水辺の歌人家持」
○中葉博文「能登の川瀬─家持の饒石川巡行─」
○松尾光「茨田堤上のウケヒ」
○川崎晃「佐保の川畔の邸宅と苑池」