高岡市万葉歴史館
〒933-0116 富山県高岡市伏木一宮1-11-11
(とやまけん たかおかし ふしきいちのみや)
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【申込受付中】2023高岡万葉セミナー「万葉に歌われた草花」令和5年9月2日(土)13時~16時25分

2023年06月10日展示・イベント・講座

今年の高岡市万葉歴史館は万葉植物に夢中です!

 

●第1講「万葉集の植物と植物群落」

 服部保氏(兵庫県立南但馬自然学校学長・兵庫県立大学名誉教授)

●第2講「秋草のさびしき極み―万葉集恋歌の表現と草花―」

 影山尚之氏(武庫川女子大学教授)

 

20230526高岡万葉セミナー万葉に歌われた草花チラシ表

20230526高岡万葉セミナー万葉に歌われた草花チラシ裏 

 

〈詳細〉
13:00~13:10 オリエンテーション・開講式 

●第1講 万葉集の植物と植物群落 13:10~14:40
服部 保  兵庫県立南但馬自然学校学長・兵庫県立大学名誉教授
 万葉集には約150種の植物が詠まれています。万葉植物については植物分類学の立場から多くの研究者が解説されています。しかし、万葉植物全体をみて万葉時代にどのような植物群落が広がっていたのかといった植物生態学の視点から万葉集を解析した例はありません。万葉時代の里に広がる「あさぢはら」(チガヤ草原)、海岸に広がる「つまま」(タブノキ)の森、里山に生育する「かたかご」(カタクリ)などについてお話しします。

●第2講 秋草のさびしき極み ―万葉集恋歌の表現と草花― 14:55~16:25
影山  尚之 武庫川女子大学教授

 「吾木香(われもこう)すすきかるかや秋くさのさびしききはみ君におくらむ」(明治43年「別離」)は牧水が恋人の園田小枝子に贈った歌といわれますが、事情はどうあれ哀感あふれる美しい歌です。万葉集にワレモコウは詠まれませんけれど、ススキとカヤは万葉植物、秋の草花はほかにもたくさんうたわれ、恋の心を象っています。

会場 高岡市万葉歴史館 講義室
受講料 2000円(学生1000円)
定員 先着120名

●申し込み方法
「高岡万葉セミナー受講希望」と書き、郵便番号・住所・氏名(ふりがな)・電話番号を記載のうえ、ハガキ・電話・FAX・E-mailなどでお申込み下さい。高岡市万葉歴史館受付でもお申込みできます。受講料は、当日受付でお支払いください。(おつりのないようご用意ください)

  • お申し込みいただいた方は、当日、会場の当館講義室へお越しください。(受講確認のハガキはお送り致しません)。
  • お申込みの際の個人情報は、セミナー日程等の変更が生じた際の通知にのみ使用致し ます。これ以外の目的に使用する事はありません。