高岡市万葉歴史館
〒933-0116 富山県高岡市伏木一宮1-11-11
(とやまけん たかおかし ふしきいちのみや)
TEL:0766-44-5511 FAX:0766-44-7335お問い合わせ

まんれきブログ

まんれきブログ記事一覧

2026年02月06日
「藤原館長が選ぶスマホで万葉集2025」秀作のご紹介

    「藤原館長が選ぶスマホで万葉集2025」は、メールでの応募が多数あり、SNS上で見ることの出来る投稿と合わせて50点近い応募があり、そのうち17点が秀作として選ばれました。 17点のうち、個人からの投稿13名のみなさまには賞品をお送 […]

続きを読む

2026年02月01日
第44回 雪月花(藤原茂樹)

  雪の上に 月の照り輝く輝く美しい夜に 梅の白い花を折って 贈ってやるような かわいい娘がいたらいいなあ       雪の上に 照れる月夜(つくよ)に 梅の花 折りて贈らむ 愛(は)しき児(こ)もがも  巻十 […]

続きを読む

2025年12月30日
第43回 万葉びとの食生活(藤原茂樹)

醤(ひしお)に酢を加え、野蒜(のびる)を 搗(つ)きまぜたタレを作って、 鯛を食いたいと願っている この俺様の目の前から 消えてくれ、 まずい水草の吸い物なんかは 醤酢(ひしほす)に 蒜(ひる)搗(つ)き合(か)てて  鯛(たひ)願ふ  われにな見えそ 水葱( […]

続きを読む

2025年11月28日
第42回 千人がかりの石と恋ー別離のくるしみと数あそびー(藤原茂樹)

わたしの恋は、千人引きの大石を、七つも首にかけるほど重くせつなかろうとも、神の御意思のままに 我(あ)が恋は 千引(ちび)きの石(いし)を 七(なな)ばかり 首に掛(か)けむも 神(かみ)のまにまに    巻四・七四三 大伴家持     & […]

続きを読む

2025年10月29日
第41回 麻を抱く人(藤原茂樹)

上野(かみつけの)の 安蘇の麻束(あさたば)を ぐいと引き寄せ抱くように抱いて共寝(ともね)をするが、満ち足りないのを ああ、俺はどうしたらいいのだ 上野(かみつけの) 安蘇(あそ)のま麻群(そむら) かき抱(むだ)き 寝(ぬ)れど飽(あ)かぬを あどか我(あ […]

続きを読む

2025年09月30日
第40回 采女(うねめ)の役割と歴史(藤原茂樹)

  どうだ。このおれはな 安見児を手に入れたぞ 誰もが皆 手に入れかねているという評判の 安見児を、おれは手に入れたぞ   我(われ)はもや 安見児(やすみこ)得(え)たり 皆人(みなひと)の 得(え)かてにすといふ 安見児得たり    巻 […]

続きを読む

2025年08月30日
第39回 しぐれの雨 仏前唱歌の音色(藤原茂樹)

   万葉時代に楽の音を感じさせる歌はめずらしく、琴の音とともに合唱団によって歌われる形態がこの時代にあったことも驚きであり、その歌が奈良時代には短歌形式のものであったというのも貴重な記録である。  聖武天皇の后(きさき)であった光明皇后(こうみょう […]

続きを読む

2025年07月28日
第38回 禁止令まで出た双六の流行(藤原茂樹)

うちの女房の 額に生えてる 双六盤(すごろくばん)の  大きな牡牛(おうし)の  鞍(くら)の上にある瘡(かさぶた) ******************* 我妹子(わぎもこ)が 額(ひたひ)に生(お)ふる 双六(すぐろく)の 牡(ことひ)の牛の 鞍(くら)の […]

続きを読む

2025年06月29日
第37回 日本の七夕の淵源(藤原茂樹)

彦星が 妻の織姫を迎へる舟を 漕ぎ出したようだ 天の川原に 霧が立っているのは その水しぶきに違いない ******************* 彦星(ひこほし)し 妻(つま)迎へ舟  漕ぎ出(づ)らし 天(あま)の川原に 霧の立てるは 巻八・一五二七 山上憶良 […]

続きを読む

2025年05月30日
第36回 家持と真珠(藤原茂樹)

一人寂しくしている私の妻の 心のなぐさめに 贈ってやろうと思うから はるか沖合の島の  真珠がぜひ欲しいものだ ************************ 我妹子(わぎもこ)が  心なぐさに 遣(や)らむため  沖つ島なる 白玉(しらたま)もがも 巻十八 […]

続きを読む