高岡市万葉歴史館
〒933-0116 富山県高岡市伏木一宮1-11-11
(とやまけん たかおかし ふしきいちのみや)
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まんれきブログ

まんれきブログ記事一覧

2022年05月17日
100回「玉桙の 道に出で立ち 行く我は」

(たまほこの) 道に旅立ちして 行くわたしは、 あなたの治績を 背負って行こう。          

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万葉植物の世界ちらし表
2022年05月11日
春の特別企画展「うるわしき万葉植物の世界」プレ講座~坂本信幸館長講座「『日めくり万葉集』を読む」より~

 令和4年4月15日(金)に春の特別企画展「うるわしき万葉植物の世界」のプレ講座として開催された坂本信幸館長の学習講座「『日めくり万葉集』を読む」第1回「万葉歌と植物」の一部です。

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2022年05月07日
099回「しなざかる 越に五年 住み住みて」

(しなざかる) 越の国に五年 住み続けて、 立ち別れるのが 名残(なごり)惜しい今夜であることよ。          

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2022年04月30日
098回「石瀬野に 秋萩しのぎ 馬並めて」

石瀬野で 秋萩を踏み散らし、 馬を並べての 初鳥狩もしないで 別れなければならないのか。          

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2022年04月29日
書家清水真弓氏揮毫の万葉歌碑の除幕式開催

 4月29日、書家の清水真弓氏より万葉歌碑の寄贈がありました。  大伴家持が二上山を詠んだ下記の歌碑になります。 玉くしげ 二上山に 鳴く鳥の 聲の恋しき 時は来にけり 大伴家持(巻17・三九八七)  当館には開館当初から正面玄関に二上山を詠んだ長歌「二上山の […]

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2022年04月23日
097回「降る雪を 腰になづみて 参り来し」

降り積もる雪に 雪に腰まで埋もれて 参上した 苦労の甲斐がありましたね、 年の初めに。          

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2022年04月14日
096回「この雪の 消残る時に いざ行かな」

この雪が 消えてしまわないうちに、 さあ出かけよう。 やぶこうじの 実が雪に照り輝くさまも見よう。          

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2022年04月06日
095回「あしひきの 山のもみちに しづくあひて」

(あしひきの) 山のもみじが、 時雨のしずくとともに 散る山道を、 あなたは越えて行くのですね。          

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2022年03月30日
094回「わがやどの 萩咲きにけり 秋風の」

わが家の庭の 萩が咲いたよ。 秋風が 吹いてくるのを待っていたら、 待ちきれないからだろうか。          

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2022年03月23日
093回「鮪突くと 海人の燭せる いざり火の」

鮪突き漁(まぐろつきりょう)で 海人(あま)がともしている 漁り火(いさりび)のように、 表にはっきりと出してしまおうか、 わたしの胸のうちを。          

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