高岡市万葉歴史館
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(とやまけん たかおかし ふしきいちのみや)
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まんれきブログ

まんれきブログ記事一覧

2021年02月25日
042回「奈呉の海に 舟しまし貸せ 沖に出でて」NEW

奈呉(なご)の海に出るのに、 舟をしばらくの間貸してください。 沖に出て、 波が立って来ないかと 見て帰って来ましょう。            

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2021年02月18日
041回「珠洲の海に 朝開きして 漕ぎ来れば」

珠洲の海に 朝早く舟を出して 漕いで来ると、 長浜の浦には もう月が照り輝いていた。            

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2021年02月11日
040回「之乎路から 直越え来れば 羽咋の海」

之乎路(しおじ)の山道を まっすぐに越えてくると、 羽咋(はくい)の海は 今まさに朝凪(あさなぎ)している。 船の櫂(かい)でもあったらよいのに。            

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2021年02月04日
039回「立山の 雪し来らしも 延槻の」

立山(たてやま)の 雪が溶(と)けて流れてきたらしい。 延槻河(はいつきがわ)の 渡り瀬で、 ふえた水かさであぶみまでも水に濡らした。            

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2021年01月30日
038回「婦負河の 速き瀬ごとに 篝さし」

婦負河(めひがわ)の 流れの速い瀬ごとに、 かがり火をたいて、 たくさんの官人(かんじん)たちが 鵜飼(うかい)を楽しんでいる。            

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2021年01月22日
037回「鸕坂河 渡る瀬多み この我が馬の」

鸕坂川(うさかがわ)には 渡る瀬がいくつも流れているので、 このわたしの乗る馬の 足がかきあげる水しぶきで、 着物がすっかり濡れてしまった。            

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2021年01月15日
036回「雄神河 紅にほふ 娘子らし」

雄神河(おがみがわ)が 一面に赤く照り映(は)えている。 あでやかな少女たちが 葦付(あしつき)を採(と)るために。 瀬に立っているらしい。            

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2021年01月08日
035回「越の海の 信濃の浜を 行き暮らし」

越の海の 信濃の浜を 一日中歩き続けても余る こんな長い春の日でさえ、 ツマのことを忘れてしまったりするものか。 片時も忘れられないものだ。          

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2020年12月25日
034回「天ざかる 鄙とも著く ここだくも」

(あまざかる) 鄙の地だけのことはあって、 こんなにも 恋しさがつのるのか。 心なごむ日とてなく。          

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2020年12月18日
033回「みなと風 寒く吹くらし 奈呉の江に」

河口の風が 寒々と吹いているらしい。 奈呉の江で、 夫婦で呼び合いながら、 鶴がたくさん鳴いている。          

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