高岡市万葉歴史館
〒933-0116 富山県高岡市伏木一宮1-11-11
(とやまけん たかおかし ふしきいちのみや)
TEL:0766-44-5511 FAX:0766-44-7335お問い合わせ

まんれきブログ

まんれきブログ記事一覧

2021年05月07日
052回「朝開き 入江漕ぐなる 梶の音の」NEW

朝早く港を出て 入江を漕いでいる 舟の櫂(かい)の音のように、 しきりに わが家のことが思われる。            

続きを読む

2021年04月30日
051回「ほととぎす こよ鳴き渡れ 灯火を」

ほととぎすよ、 ここを鳴いて通っておくれ。 灯火を 月の光に見立てて、 せめてその姿でも見たいものだ。            

続きを読む

2021年04月23日
050回「多祜の崎 木の暗茂に ほととぎす」

多祜(たこ)の崎の 木陰が暗くなるほどの茂みに、 ほととぎすが 来て鳴き立ててくれたら、 こんなにも恋い慕うことなどないのに。            

続きを読む

2021年04月16日
049回「めづらしき 君が来まさば 鳴けと言ひし」

すばらしい あなたが来られたら 鳴け、と言っておいた 山ほととぎすよ、 なぜ来て鳴かないのか。            

続きを読む

2021年04月09日
048回「おろかにそ 我は思ひし 乎布の浦の」

おろそかに 私は思っていたことだ。 乎布の浦の 荒磯(あらいそ)のあたりは、 見ても見飽きないですね。            

続きを読む

2021年04月03日
047回「垂姫の 浦を漕ぐ舟 梶間にも」

垂姫の 浦を漕ぐ舟の 櫂(かい)を取るほどの、わずかな間でさえも、 奈良のわが家を 忘れてしまったりするものか。片時も忘れられないものだ。            

続きを読む

2021年03月27日
046回「浜辺より わがうち行かば 海辺より」

浜辺を通って わたしが行ったならば、 沖(おき)のほうから 迎えに来てくれないものか、 海人(あま)の釣舟が。            

続きを読む

2021年03月17日
045回「玉くしげ いつしか明けむ 布勢の海の」

(たまくしげ) いつになったら夜が明けるのだろう。 布勢(ふせ)の海の 浦を行きながら 玉を拾いたいのに。            

続きを読む

2021年03月10日
044回「乎布の崎 漕ぎたもとほり ひねもすに」

乎布の崎は、 漕ぎまわりつつ 一日じゅう 見ていても飽きるような 浦ではないですよ。            

続きを読む

2021年03月03日
043回「波立てば 奈呉の浦廻に 寄る貝の」

波が立つたびに 奈呉(なご)の浦あたりに 寄ってくる貝のように、 絶え間なく恋しているうちに、 年月が経ってしまいました。            

続きを読む