高岡市万葉歴史館
〒933-0116 富山県高岡市伏木一宮1-11-11
(とやまけん たかおかし ふしきいちのみや)
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まんれきブログ

まんれきブログ記事一覧

2021年08月29日
平城宮いざない館・企画展「万葉衣裳展~山口千代子の世界~」動画

 YouTubeの平城宮跡歴史公園チャンネルが配信している平城宮いざない館の2021年夏期企画展「万葉衣裳展~山口千代子の世界~」の動画を紹介します。「正倉院宝物・敦煌壁画へのオマージュ」「藤原不比等を囲む華麗な一族」をテーマにした万葉衣裳を展示しており、山口 […]

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2021年08月27日
068回「わが園の 李の花か 庭に散る」

私の園の すももの花が 庭に散るのだろうか。 それともうす雪が まだ残っているのであろうか。            

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2021年08月20日
067回「春の苑 紅にほふ 桃の花」

春の庭園が 紅色に美しく照り映(は)えている。 桃の花の 下まで咲き照る道に、 出てたたずむ娘子よ。            

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2021年08月13日
066回「荊波の 里に宿借り 春雨に」

荊波(やぶなみ)の 里で宿を借り、 春雨に 降りこめられていると、 いとしい人に告げてやったか。            

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2021年08月06日
065回「あしひきの 山の木末の ほよ取りて」

(あしひきの) 山の木々の梢(こずえ)の 寄生木(ほよ)を取って 髪に挿したのは、 千年の寿命を祝う気持ちからだ。            

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2021年07月30日
064回「雪の上に 照れる月夜に 梅の花」

雪の上に 照り映える月が美しい夜に、 梅の花を 折って贈ってやりたいと思うような、 かわいい子がいたらなあ。            

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2021年07月24日
063回「天の川 橋渡せらば その上ゆも」

天の川に 橋を渡してあったら、 その上を通ってでも 渡って行かれるだろうに、 秋でなくても。            

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2021年07月17日
062回「この見ゆる 雲ほびこりて との曇り」

今見えている この雲が広がっていって、 一面にかき曇って 雨が降ってくれないかなあ、 満足するまで。            

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2021年07月10日
061回「なでしこが 花見るごとに 娘子らが」

なでしこの 花を見るたびに、 あの娘(こ)の 笑顔のあでやかさが 思い出されてならない。            

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2021年07月03日
060回「紅は うつろふものそ 橡の」

紅(くれない)染めは 色褪(あ)せやすいもの。 ドングリ染めの 着古した衣に、 やはりかなうはずがない。            

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