まんれきブログ
まんれきブログ記事一覧
- 2020年08月23日越中万葉歌を読む~越中万葉かるたの世界~
- 006回「ほととぎす 鳴きて過ぎにし 岡辺から」
ほととぎすが 鳴いて通っていった 岡のあたりから、 もう秋風が吹いてきました。 (いとしい人の着物を着て寝る) 手だてもないのに。
- 2020年08月20日越中万葉歌を読む~越中万葉かるたの世界~
- 005回「秋の夜は 暁寒し 白たへの」
秋の夜は 明け方が寒いですよ。 (しろたへの) いとしい妻の着物を 着て寝る手だてがあればよいのですが。
- 2020年08月16日越中万葉歌を読む~越中万葉かるたの世界~
- 004回「をみなへし 咲きたる野辺を 行きめぐり」
おみなえしが 咲いている野辺を 行きめぐっているうちに、 あなたを思い出して 回り道をして摘んで来てしまいました。
- 2020年08月13日越中万葉歌を読む~越中万葉かるたの世界~
- 003回「秋の田の 穂向 見がてり わが背子が」
秋の田の 稲穂の実りぐあいを 見回りかたがた、 あなたが どっさりと手折って来てくださったのですね。 このおみなえしの花は。
- 2020年08月09日越中万葉歌を読む~越中万葉かるたの世界~
- 002回「渋谿の 二上山に 鷲そ子産といふ」
渋谿(しぶたに)の 二上山(ふたがみやま)に 鷲(わし)が子を産むと言います。 せめて翳(さしは)にでもなって 主君のお役に立とうと、 鷲が子を産むと言います。
- 2020年08月07日越中万葉歌を読む~越中万葉かるたの世界~
- 001回「大野路は 繁道茂路 茂くとも」
大野の道は 草木が繁りに繁った道です。 でもいくら草木が繁っていても、 あなたが通われるなら、 道はきっと広くなるでしょう。