高岡市万葉歴史館
〒933-0116 富山県高岡市伏木一宮1-11-11
(とやまけん たかおかし ふしきいちのみや)
TEL:0766-44-5511 FAX:0766-44-7335お問い合わせ

まんれきブログ

越中万葉歌を読む

2020年09月13日
012回「かからむと かねて知りせば 越の海の」

こうなると 前々から知っていたならば、 この越の海の 荒磯にうち寄せる波も 見せてやるのだったのに。          

続きを読む

2020年09月11日
011回「奈呉の海人の 釣する舟は 今こそば」

奈呉の海人たちが 釣りをする舟は、 今こんな時こそ 舟の棚板を威勢よくたたいて、 無理してでも漕ぎ出してくれればいいのに。          

続きを読む

2020年09月06日
010回「ぬばたまの 夜はふけぬらし 玉くしげ」

(ぬばたまの) 夜はすっかり更けたようです。 (玉くしげ) 二上山に 月も傾いてきました。          

続きを読む

2020年09月03日
009回「馬並めて いざ打ち行かな 渋谿の」

馬を並べて、 さあ出かけよう。 渋谿の 清らかな磯辺に 打ち寄せる波を見に。          

続きを読む

2020年08月30日
008回「雁がねは 使ひに来むと 騒くらむ」

雁は 使いとしてやって来ようと 鳴き騒いでいることでしょう。 秋風が寒くなってきたので、 その川のほとりで。          

続きを読む

2020年08月27日
007回「妹が家に 伊久里の森の 藤の花」

(いもがいへに) 伊久里の森の 藤の花を、 またやって来る春も ずっとこうして見ていたいものです。          

続きを読む

2020年08月23日
006回「ほととぎす 鳴きて過ぎにし 岡辺から」

  ほととぎすが 鳴いて通っていった 岡のあたりから、 もう秋風が吹いてきました。 (いとしい人の着物を着て寝る) 手だてもないのに。          

続きを読む

2020年08月20日
005回「秋の夜は 暁寒し 白たへの」

  秋の夜は 明け方が寒いですよ。 (しろたへの) いとしい妻の着物を 着て寝る手だてがあればよいのですが。            

続きを読む

2020年08月16日
004回「をみなへし 咲きたる野辺を 行きめぐり」

  おみなえしが 咲いている野辺を 行きめぐっているうちに、 あなたを思い出して 回り道をして摘んで来てしまいました。            

続きを読む

2020年08月13日
003回「秋の田の 穂向 見がてり わが背子が」

秋の田の 稲穂の実りぐあいを 見回りかたがた、 あなたが どっさりと手折って来てくださったのですね。 このおみなえしの花は。            

続きを読む