まんれきブログ
まんれきブログ記事一覧
- 2023年08月20日日めくり万葉集ブログ-万葉からMANYOへ-
- 第6回 うなぎの効用(藤原茂樹)

痩せたる人を嗤咲(わら)ふ歌 石麻呂に 我(われ)物申す 夏痩せに 良しといふものそ 鰻(むなぎ)捕(と)り喫(め)せ 巻十六3853 大伴家持 石麻呂殿に私がものを申そう 夏痩せに効果てきめんと云うことですぞ 鰻を捕っ […]
やすみしし 我が大君の 朝(あした)には 取り撫(な)でたまひ 夕(ゆふへ)には い寄り立たしし みとらしの 梓(あづさ)の弓の 中弭(なかはず)の 音すなり 朝狩に 今立たすらし 夕狩に 今立たすらし みとらしの 梓の弓の 中弭の 音すなり & […]
- 2023年07月30日日めくり万葉集ブログ-万葉からMANYOへ-
- 第4回 「をつ」ということば(藤原茂樹)

天橋(あまばし)も 長くもがも 高山も 高くもがも 月読(つくよみ)の 持てるをち水 い取り来て 君に奉(まつ)りて をちえてしかも (巻十三3245) 天橋文 長雲鴨 高山文 高雲鴨 月夜見乃 持有越水 伊取来而 […]
大和には 群山(むらやま)あれど とりよろふ 天の香具山(あめのかぐやま) 登り立ち 国見をすれば 国原は 煙(けぶり)立ち立つ 海原は かまめ立ち立つ うまし国そ 秋津島 大和の国は 舒明(じょめい)天皇(巻1・二) 〔現代語訳〕 […]
- 2023年07月10日日めくり万葉集ブログ-万葉からMANYOへ-
- 第2回 恋結び(藤原茂樹)

白たへの 我が紐の緒の 絶えぬ間に 恋結(こひむす)びせむ 逢はむ日までに (巻十一2854) 恋人同士が紐をむすび合うことを「恋結び」(2854)といった。解けないよう「真ゆすひ」(4427真結び)に結ぶ。すると、恋人が自分のものでいてくれる […]
- 2023年07月01日日めくり万葉集ブログ-万葉からMANYOへ-
- 第1回 巻一冒頭の雄略天皇歌(坂本信幸)

籠(こ)もよ み籠持ち ふくしもよ みぶくし持ち この岡に 菜摘ます児 家告(の)らせ 名告らさね そらみつ 大和の国は 押しなべて 我こそ居(を)れ 敷きなべて 我こそ居れ 我こそば 告らめ 家をも名をも 雄略天皇(巻1・一) 〔現代語訳〕 籠(かご)も、立 […]
高岡の万葉歌碑14「かたかごの花」-勝興寺 右側後方 https://t.co/8TOfTlYg5N #万葉歌めぐりの旅 かたかごの花を折り取りつつ、群生するその花とそのそばで水を汲む愛らしい乙女たちの姿を写し取った絵画的な歌である… — 家持くん […]
高岡の万葉歌碑13「ほよ(宿り木)」-勝興寺 本堂左 https://t.co/Q7RdmVeJpU #万葉歌めぐりの旅 この歌に詠まれている宿り木は、世界中の多くの文化に登場する象徴的な植物でもある… — 家持くん@高岡市万葉歴史館 […]
高岡の万葉歌碑12「海行かば」-勝興寺 鼓堂右横 https://t.co/jqJY8SW7TB #万葉歌めぐりの旅 天平二十一年(749)四月、聖武天皇は陸奥国から黄金が産出したことを喜んで二つの詔を下した。… — 家持くん@高岡市万葉歴史館(公 […]
- 2023年04月17日万葉歌碑魅力発信プロジェクト「万葉歌めぐりの旅」紹介
- 高岡の万葉歌碑11「越に五年」-勝興寺前緑地

高岡の万葉歌碑11「越に五年」-勝興寺前緑地 https://t.co/4kPU02WBvv #万葉歌めぐりの旅 天平勝宝三年(751)八月、家持は国守の任を終えて都へ帰ることとなった。この歌はその直前に催された別れの宴で詠まれたもの… — 家持く […]